金沢大学 都市・河川防災講座

都市・河川防災寄付講座の研究内容

最終成果報告

災害発生時の経時的(時系列的)な予測を考慮した危険度予測の高度化

◇ 降雨・降雪・雪解け等,様々な「水」の供給経路と河川増水のシミュレーション

◇ 地震・豪雨・台風・融雪等諸条件下での「地盤・地質」特性の調査と見える化

◇ 「水」「地盤・地質」の両面からの河川災害・土砂災害に関する危険度予測の高度化

経時的な予測に基づいた防災計画の精緻化・高度化

◇ 前兆・構造物の被災状況・住民の安否確認等の防災・減災に資する各種情報に関する,災害種別に対応した経時的情報収集技術の高度化・迅速化

◇ 避難レベル判断・救急救命活動・ライフライン復旧・帰宅困難者対応・避難所運営等,災害の種類に対応した,経時的対策の総合的な計画策定

◇ 災害発生時の情報収集・災害対応に関する国・自治体等各機関の分担・連携の明確化

非居住者・移動弱者を含めた防災・減災の総合的な「見える化」と広域避難計画策定支援システムの提案

◇ 高齢者・障害者等の移動弱者(要支援者)等の災害時優先対応が必要なものの見える化と対策検討

◇ 外国人観光客を含む非居住者向けの災害時避難情報,減災対応情報提供方法の検討

◇ 災害発生時の情報収集・災害対応に関する国・自治体等各機関の分担・連携の明確化

各防災関係者の連携方策の提案と,研究成果の社会実装計画立案

◇ 北陸地域における連絡会議の設置・運営

◇ 地域の減災・防災に資する各種情報の集約と研究分析のための基盤データベースの構築

◇ 防災力・即応力強化に向けた検討と社会実装計画の立案